長距離急曲線推進工法のコスミック工法協会
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曲線造形装置
曲線造形装置は、複数の屈曲断面を持ち、その屈曲断面の円周上には等間隔に油圧ジャッキを装備しています。
従来工法では、急曲線部で地山から十分な側圧が得られない場合は、掘進機を屈曲させても計画線形に沿って曲がらず、曲線外側に回転力が作用します。
コスミック工法では、曲線部に入る前に曲線造形装置の曲線外側のジャッキのみに推力を作用させ掘進機に対して曲線に沿って曲がるための回転力を与えることができることから補助工法を削減することができます。
曲線造形装置の特長
曲線時では線形に応じて油圧ジャッキを伸縮させることで正確に屈曲します。
従来より側圧を必要とせず、急曲線区間において補助工法を削減することができます。
曲線造形装置内部
曲線造形装置外観
 
 掘進機に働く回転力
曲線外側のジャッキのみに推力を作用させることで、掘進機に曲線に沿って曲がるための回転力を与えることができるので、従来より側圧を必要とせず急曲線区間において補助工法を削減することができます。
 
 マシンコントロールの原理
コスミック工法では曲線部に入る前に、曲線造形装置の曲線内側のジャッキを曲線半径から求めた所定の開口量となるよう縮めておきます。
最初は外側のジャッキのみが働き、掘進機に曲線に沿って曲がるための回転力が作用し、側圧に頼らず曲げることができます。
曲線造形装置が曲線に沿った形で固定されると、推力の方向が安定するため、掘進機は容易に計画線形に沿って進みオウトツがない軌跡を描くことができます。
 
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